膝(ひざ)のテーピング 貼り方 巻き方

歩き方もきれいになるテーピングの方法

 

生まれつき関節が緩くて膝関節過伸展(反張膝)のひとは案外多く、歩き方や姿勢がわるかったりします。また靱帯損傷で、この状態になってしまうひともめずらしくありません。テーピングで予防および症状改善を図ると、歩き方まできれいに。

 

流れはアンダーラップ→スパイラルテープ→サポートテープ→ラッピングの順。膝関節の過伸展をサポートテープで防ぎます。

 

エラスティックテープを使いますが、スパイラルサポートを強めたければホワイトテープにするといいでしょう。

 

1:大腿から下腿まで、均等な間隔でアンダーラップをする。2:下腿部内側から大腿部外側に向かって、エラスティックテープを巻いていく(膝の過伸展を制限するスパイラルテープ1)。
2:下腿部外側から大腿部内側に向かってテープを巻き、1のテープと膝窩部で交差させる(スパイラルテープ2)。
3:テープを膝裏に、スパイラルテープの端から端まで縦に2本貼る(サポート)。
4:さらにスパイラルテープを巻き、膝の過伸展を抑える。
5:膝小僧を残して、ソフトタイプのエラスティックテープでラップして終了。

 

膝裏のサポートテープにゆるみがあるとせっかくのテーピングも威力を発揮しませんから、たるみには十分に注意してください。